こだわり

混じりけのない本物の素材

酢は、免疫力向上や疲労回復などの作用がある発酵食品。その原材料も身体に良いもの、ひいては地域にとって健やかなものを選びたい、と私たちは考えます。主な原材料となる米は熊野地方で育った低農薬米を使用。そのほか柑橘、梅など和歌山の特産を使用した商品もご用意しています。

那智山系の伏流水

醸造家にとって水は神様です。酢づくりには那智の滝と同じ水源の熊野山系の伏流水を使います。一年中水温が16度と一定で、口あたりの柔らかな最良の軟水です。江戸時代から蔵の井戸に湧く水は、汲めども枯れることはありません。惜しみなく湧き出る水に私たちは毎日感謝を捧げてお酢をつくっています。

熊野杉の木桶

紀伊国(和歌山県)の語源は木の国。熊野3600峰の山々には木々が青々と生い茂ります。仕込み蔵に並ぶ12の桶は、中でも貴重な熊野杉の巨木の芯の部分でつくられたもの。芯は木目も細かくタンニンが含まれ水漏れしにくいと言われます。呼吸し続ける木の桶は酢づくりに欠かせない菌が棲みやすい好環境です。

古式醸造

代々伝わる木桶に自家製の麹と米、水を加えます。そこに種酢を植えるとやがて発酵がはじまります。発酵した桶の中は冬場でも40℃。ちょうど人肌のように温かです。90日〜500日もの長い時間をかけて菌が素材に息吹を吹き込み、ひとつひとつの素材はゆっくりとお酢へと変化していきます。私たちは今日も自然の力を借りた昔ながらのお酢づくりにこだわります。